2:入山田(大木・土丸地区)エリア
大木地区は和泉山脈の豊かな自然に恵まれ、山間部の盆地ならではの地形を生かした景観が
広がっています。平成25年10月には大阪府で初めて「重要文化的景観」に選定されています。
「国史跡日根莊遺跡」に指定された日根莊内の社寺やお堂、ため池・水路などにより歴史が
伝えられている地区です。その様子は室町時代の公家九条政基公の日記「政基公旅引付」に
記されています。
土丸地区には南北町時代の動乱を契機に和泉地方を代表とする山城が築城されました。
現在、泉佐野市土丸の城の山(287m)山頂部には土丸城跡、熊取成合の雨山の雨山(312m)の山頂部には雨山城跡があります。
登山途中には日根荘大木の農村風景(重要文化的景観)や大阪の眺望が広がり関西国際空港や
りんくうエリアが見渡せます。
*大木・土丸地区エリア国史跡 7か所
・火走神社・香積寺跡・蓮華寺・毘沙門堂・円満寺・長福寺跡・土丸/雨山城跡
〇大木地区コースガイド(約9km)
中大木バス停→火走神社→毘沙門堂→蓮華寺→香積寺跡→東ノ池・棚田→西光寺
→禅徳寺→長福寺跡→円満寺→雨山隧道取水堰→境界橋バス停
〇土丸・雨山城跡登山コースガイド(約8km)
東上バス停→土丸・春日神社→土丸登山口→土丸城跡→月見亭→雨山城跡→
馬場跡→雨山登山口→東上バス停